邪神 翔

Despirtaleの作者の邪神 翔です。

Despairtale第一話~殺戮者~&第二話~地下世界の救済者~

DESPAIRTALE 第一話~殺戮者~

※これはUndertaleの二次創作でございます。作者のオリジナルの部分が含まれておりますので苦手な人は閲覧しないことをおすすめします。なお、キャラクターの口調や性格は非公式日本語を基本にしております。公式の方も含まれる場合もありますので、踏まえて閲覧してください。
それでは本編のスタートです。


Last Corridor


Sans「ここは終わりの廊下・・・。全ての決着がつく場所・・・。鳥がさえずり、花が咲き乱れる・・・、こんな最高の日に・・・、お前が求めるものを・・・、俺は探してるんだ・・・。
Player「・・・。
Sans「名も知らないやつを・・・、なぜ俺が幾度となく・・・、殺さないといけないんだ?
Player「・・・、それが・・・、君の・・・、運命ってやつさ・・・。
Playerは不気味な笑みを浮かべた。
Sans「俺の行き着く場所は予想できる・・・。だが・・・、お前が止める気になるまで・・・、塵になろうと・・・、俺はお前を止める・・・。いくぜ?穢れた兄弟殺し!
Player「はは・・・。殺る気になった?哀れなスケルトン?
Playerは前に一歩踏み出したが無数の骨が体を貫いた。
Sans「哀れなのはどっちだ?クソガキ。
???「ははは!これで120回目だ!ははは!面白いよ!実に最高だよ!ねぇ?Frisk?

PlayerのTrue name【Frisk】

Frisk「・・・。こんなの狂ってるよ・・・。止めようよ・・・。Chara・・・。

First human【Chara】

Frisk「頼むから!RESETさせてよ!お願いだから!
Friskは泣きながらCharaに頼み込んだ。
Chara「悪いのは君自身だよ?始めたのは誰だい?『皆を殺したらどうなるの?』と興味を持ったの誰だい?
Frisk「・・・。けど!次はHappy endにするから!だから・・・、
Chara「もううんざりなんだよ!君のその言い訳も!自分なら全部思い通りにできるっていう考え方も!
CharaはFriskを蹴飛ばした。Friskは倒れこんだ。
Chara「私は君のやることに否定してたんだぞ?なんで今更考えを改めるんだ?私は君の操り人形じゃないんだ!わかるか?
Frisk「あぁ・・・。

Load last corridor

Sans「・・・。hehe・・・、もう数えきれないほど死んでるんじゃないか?
Frisk「121回目・・・。もう止めたいよ・・・。
Friskは涙を浮かべた。
Sans「なに?止めたいだぁ?
Frisk「・・・。ふふ・・・、いや・・・、今の言葉は取り消しで・・・。始めようか。
Friskの瞳が赤く光った。
Sans「・・・。化け物が・・・。やるか・・・。
Frisk「・・・。【嫌だよ・・・。殺したくない・・・。Chara・・・。止めてよ・・・。】
Chara【いいぞ!殺せ!Sansを殺せ!】
Sans「チッ!【何故か動きが速くなってる・・・?】いい動きになったじゃねぇか・・・。殺戮者・・・!
Frisk「!?【Sans・・・。ごめんなさい・・・。もう僕は最低な人間だよ・・・。】
Sans「・・・。なぜ泣く・・・?後悔してるのか・・・?
Chara【チッ!泣くのやめろ!Frisk!聞いてるのか!】
Frisk「Sans・・・、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・!
廊下にナイフが落ちる音が響いた・・・。
Sans「・・・。えっと・・・、なぜ・・・、今更謝る・・・?もう取り返しのつかないとこまで来てるというのに・・・。なぜ・・・。俺には解らない・・・。
Frisk「もう取り返しつかないのは分かってる・・・。だから・・・、ここで・・・、僕は・・・、うっ・・・!
Friskの心に痛みが走った・・・。それは、まるで自分が自分でなくなりそうな痛みだった・・・。
Sans「・・・!?おい・・・!大丈夫・・・、
ザクッ!ナイフがSansの体を貫いた・・・。
Sans「・・・かっ?・・・。お前さん・・・。クソッ・・・。ゴホッ・・・。
Chara「やっと勝てた・・・!ははは!
Frisk【あぁ・・・。嫌だよ・・・。Sansに謝れなかった・・・。】
Sans「・・・。おい・・・!Fri・・・、ゴホッ・・・、Frisk・・・!
Chara「・・・。えっ?
Frisk【なんで・・・、僕の名前を・・・。】
Sans「本当に・・・、詫びる気があったんだよな・・・?なら、お前の心の闇を・・・、お前自身で〖乗り越えろ」!
廊下に静けさが残った・・・。
Chara「・・・。ははっ・・・、しかし誰も来なかった・・・。DIE!
Sans「ちくしょう・・・。
Chara「・・・。あれ・・・。うっ・・・!なぜ・・・!
Charaの心に痛みが走る。
Sans「・・・hehe・・・。Chara・・・。Friskの決意をなめるなよ・・・?
Chara「・・・!私の・・・、名前まで・・・!ゴホッ・・・!
Sans「もし・・・、FriskにRESETする気があったら・・・、そん時はお前の決意で・・・、Friskを支えてやれ・・・。いいな・・・?
Chara「・・・。
Sans「あばよ・・・!二人とも・・・!
骨の攻撃がFriskの体を貫いた・・・。


Frisk「Chara・・・。ごめん・・・。つぎの時間軸では、別のENDINGを見せてあげるよ・・・。


RESET


第2話~地下世界の救済者~

GルートをRESETしてから一か月が立ち・・・、PlayerはPルートを再度通った。他のみんなは全然変わってなかった・・・。Torielも、Sansも、Papyrusも、Undyneも、Alphysも、Asgoreも、全然変わらなかった・・・。『変わるはずないよね・・・。同じPルートだもん・・・・。』そんなPlayerの考えは【彼】との戦いで一変した・・・。


~Hopes and Dreams~


Player「聞いて・・・!Asriel・・・!僕は・・・、
Asriel「何度同じ言葉を言っても・・・、僕は君の慈悲を受けたりなんかしない・・・!Chara!

ASRIEL DREEMURR

Player「いや!僕は慈悲を与えるんじゃない・・・!君を【SAVE】するんだ・・・!
Asriel「SAVE?馬鹿にしてるのか?君に僕をSAVEすることは不可能だ!
Player「してみせる!僕がSAVEしてみせるよ!
Asrielは少し悲しそうに驚いて見せたが、不気味に笑みを浮かべた・・・。
Asriel「はは・・・、この穢れた『殺戮者』が・・・、よく言ったね・・・。
Player「・・・。え・・・?なんで・・・?なんでそのことを知ってるの・・・。
Asriel「あれれぇ?忘れたの?僕はFloweyだったんだよ?残念ながら君のやったことの記憶は、全部覚えていたんだ。Asrielになったからと言って、お花の頃の記憶がなくなったと思ったら大間違いだ!ははははは!
Player「・・・。そんな・・・。僕のやったこと全てが・・・。
Playerは絶望した。殺戮者・・・。その一言がPlayerの心を貫いた・・・。
Asriel「どうしたんだい?君の決意はそこまでかい?だろうね・・・。君の本性を知っているのだから!哀れで、か弱い、殺戮者さん?
Player「さ・・・、殺戮・・・、殺戮者・・・。
Chara【Frisk・・・。なに決意揺らいでるんだ?】
Frisk【当たり前でしょ・・・?僕のやった全てを知っているんだから・・・。取り返しのつかない・・・、最低なことの全てを・・・。】
Chara【・・・。君は本当の馬鹿みたいだ・・・。・・・。】
Frisk【・・・え?】
Chara【なにがSAVEするだ?んな事言ってる以上、アズをSAVEするのは不可能だね。】
Frisk【・・・。そうだよ・・・。僕にAsrielをSAVEするなんて不可能なんだ・・・。本当に・・・、僕は馬鹿だよね・・・。】
Chara【・・・。話で聞いたことある・・・。蝶と一人の少女の話を・・・。】
Frisk【・・・。今更なんのおとぎ話だよ・・・。】
Chara【蝶はある日に少女の虫取り網に捕まり、虫かご生活になった・・・。】
Frisk【・・・。うん・・・。】
Chara【蝶は人間を実に嫌っていたが、少女があまりにも丁寧に世話をしてくれたから、彼女に慈悲を見せたんだ・・・。まぁ、羽を優雅にはばたかせることしか出来なかったけど・・・。】


Asriel「さぁて・・・、さぞ苦しんでいるご様子だね?殺戮者?
Player「・・・。そりゃあ・・・、苦しいよ・・・。悲しいよ・・・。
Asriel「そうか・・・。なら、殺戮者であるChara・・・。僕とまた最高の日々を過ごそうよ・・・。もう誰も殺さずに済むようにね?


Chara【ある日、少女が毎日に飽きてしまっていることを蝶にはなしたんだ・・・。友達や親せきでもなく・・・、虫である蝶に・・・。】
Frisk【そして・・・?】
Chara【彼女の悩みは、父や母が自分に見向きもしないことだった・・・。両親はどちらとも働いていて、娘の面倒なんかしてる暇なんてなかった・・・。とても彼女は寂しがっていた・・・。】


Asriel「とどめだ・・・!Chara・・・!『カオススライサー』!
Asrielが二本のセイバーをPlayerであるFriskに振り下ろされた・・・。しかし・・・、
【そんなのお断りだ・・・!】


Chara【酷く悲しんでいた少女を、蝶は励ました・・・。『まだ人生はこれからだ。君は私より生きていけるんだから、もっと希望を持て。』とね・・・。】
Frisk【・・・。続きは・・・?】
Chara【・・・。忘れた。】
Frisk【・・・。えぇーーーーーー!嘘でしょ!?】
Chara【悪い?】
Frisk【いや、いや、いや、長い話しといて忘れたはないでしょ!忘れたは!】
Chara【ふふ・・・。けど・・・、君はこの蝶のように・・・、本当は伝わらない気持ちを君自身の決意で伝えることができる・・・。君のやらなければならないことは・・・、いったい何だろうね?Frisk?】
Frisk【・・・。そうか・・・。僕は・・・!】


Asriel「は?なぜ・・・、なぜ君は立っていられるんだ!?
Player「僕の・・・、本当の名前は・・・、Friskだーーーーーー!
希望はまだある・・・。Friskのその姿は変わっていないものの、とてつもない決意が感じられる姿だった・・・。
Asriel「ふざけるな・・・!お前はCharaであり・・・、ただの哀れな殺戮者だーーー!
Frisk「違う!確かに僕は卑怯な殺戮者かもしれないけど・・・、けど・・・!僕はCharaでなく・・・、Friskだ!僕が・・・、皆を!この世界を!君を!【SAVE】するんだーーーーーー!
Asriel「黙れ!君は小賢しいんだよ!Charaのくせに!Charaって・・・、Charaだって認めろよ!そして・・・、さっさとくたばれ!【HYPER GONER】!
とてつもない吸引力と共にダイヤモンドのような大きな物体が、山羊の巨大なモニュメントめがけ飛んできた。
Frisk「諦めるもんか・・・。絶対に諦めない!僕は・・・!うっ・・・!
ダイヤモンドの物体一つあたっただけでとてつもない痛みが、Friskをおそった・・・。
Asriel「・・・。はは・・・。死んだか・・・?
虹色に輝くその背景に浮かんだのは・・・、なんと、よろめきながらも生きていたFriskだった!
Frisk「へへ・・・、まだ・・・、生きてるよ・・・。もとは殺戮者だからね・・・。そのくらい平気だよ・・・!Asriel・・・!
Asrielは悲しげに俯いた・・・。しかし、すぐにFriskにむかって微笑み返した。
Asriel「さすがだね・・・!Chara!僕も驚いたさ!けどさ・・・、これで終わるなんて馬鹿な考えをしてるんだったら・・・、大間違いだ!ははははははははは!
Frisk「・・・。だろうね・・・。はは・・・。
Asriel「さぁ、調子に乗るのも今のうちだ!僕の真の力をみるがいい!Chara!


絶望・・・。そんな言葉を連想される・・・。Asrielの体はまるで堕天使のように邪悪で、不規則的な感じであった・・・。後ろの大きな翼には、希望や夢を閉じ込めたような虹色の光を放っていた・・・。


Frisk「・・・。あぁ・・・。どの時間軸でもその姿になるけど・・・、今回の時間軸での君の姿は・・・、他の時間軸よりおぞましいよ・・・。はは・・・。は・・・、
Friskはさっきのダメージが大きかったのか、その場に崩れるように倒れこんだ。
Asriel「Ura ha ha ha・・・。もう体力が無いみたいだね・・・。Chara・・・。
Frisk「・・・。【本当にここで死ぬかもしれない・・・。さっきまでの決意が・・・、あっという間に絶望に変わった・・・。どうしよう・・・。】
その時FriskはCharaのいっていた物語をおもいだした・・・。『Charaはなぜそこまでして僕に希望を与えたのだろうか・・・。僕にすべきこと・・・、彼を【SAVE】するなんて、本当にできるのか?』皮肉なことにAsrielは最後の攻撃の準備をしていた・・・。『もうだめだ・・・。』そんな時である・・・。
???【Frisk・・・、Frisk!】
Sans【俺はお前を応援している・・・!お前は心変えたんだ!】
Frisk【Sans・・・。】
Papyrus【人間!俺様はお前を信じているぞ!世界を救うことができるのはお前しかいない!】
Frisk【Papyrus・・・。はは・・・。】
???【私だって応援してるわ・・・。我が子よ・・・。】
Frisk【その声は・・・!】
Toriel【負けてはなりません・・・!】
Undyne【あたしはお前を認めたんだ!どんとあいつにぶつかれ!】
Alphys【えっと・・・、私は・・・、いつでも君の味方だし・・・、君の・・・、えっと・・・、友達だからね・・・!】
Asgore【私は君に申し訳ないことをしたが・・・、だが、私は君の側にこのSoul壊れるまでずっといるよ!】
Frisk【みんな・・・。】
Friskは涙をこぼした・・・。それは家族愛、友人愛の全てが入り混じってできた決意の涙であった・・・。
Chara【私は永遠に君を励まし続ける・・・。君の側で・・・、永遠に・・・。みんなだって励ましているんだ!さぁ!これではっきりしただろう?Frisk!】
Frisk【これが真の目的だ・・・!Asriel!届いて!】

FriskはAsrielを【SAVE】する・・・、いや・・・、Asrielを【True SAVE】する決意を抱いた!

Frisk「聞いて・・・、Asriel!僕は君を【SAVE】するなんてできない・・・。
Asriel「今更気付いたのかい?
Frisk「そう・・・。だから・・・、みんなで君を【SAVE】するんだ・・・!
Asriel「・・・。何を言っているんだい?あれ・・・?
FriskのSoulにToriel、Sans、Papyrus、Undyne、Alphys、AsgoreのSoulが共鳴した・・・。いや・・・、そんな感じがAsrielにしたのである。
Asriel「なんで・・・、こんな温かい気持ち・・・、なぜ・・・?
Frisk「言ったでしょ?僕はみんなと協力して【SAVE】するって!
Asriel「・・・。ふ・・・、ふざけるなよ・・・。とても・・・、
Frisk「・・・。泣いてる・・・?
Asriel「とても・・・、温かいじゃないか・・・。僕は・・・、これが・・・、き、嫌いなんだ・・・。
Frisk「・・・。嘘つかないで・・・。
Asriel「・・・え?
Frisk「本当は好きでしょ?この気持ちは。
Asriel「・・・。ち、ちがう!嫌いだ!こんな気持ちなんて、嫌いだ!
AsrielはFriskにホーミングレーザーを雨のようにはなった・・・。しかし、Friskは避けもしなければ、反撃さえしなかった。FriskはAsrielに一歩ずつ歩み寄った・・・。
Frisk「はは・・・。痛いよ・・・。君は強いね・・・。はは・・・。
Asriel「来るな!僕は君の同情なんて欲しくないんだーーー!
さらにAsrielはホーミングレーザーを放った・・・。さっきよりその数は格段に少なかった。しかし、Friskは避けはしなかった。ただAsrielに歩み寄るだけだった・・・。
Frisk「僕に同情しなくたってかまわないよ・・・。けど・・・、君を救う想いは決して変わらないよ・・・。
Asriel「なぜ・・・、君は僕を救いたがるんだい・・・?殺戮者のくせに・・・。なぜ・・・。
Asrielは炎魔法を放ったが当てることはなかった・・・。
Frisk「僕はね・・・、殺戮を犯した・・・。決して消えることのない苦しみを・・・、恐怖を・・・、地下世界に与えたんだ・・・。
Asriel「・・・。だからなんだと言うんだ・・・。
Frisk「僕は途中で後悔した・・・。けど・・・、僕の中にいる・・・、Charaは止めなかった。
Asriel「・・・え?Charaがいるのか?ならなぜ・・・、Charaがそんな酷いことをしたんだ・・・?
Frisk「全て僕のせい・・・。Charaは・・・、地下世界のみんなを、君を傷つけようとした僕に制裁を与えようとした・・・。僕のやったことの結末を見せるために・・・。
Asriel「・・・。Chara・・・。
Frisk「これは・・・、反省の気持ち・・・。悪い思いをした君を、この決意壊れてもいいから救いたかったんだ・・・。君に笑顔が戻って欲しかったんだ・・・。
Asriel「・・・。僕は・・・。
Frisk「さぁ!帰ろう!僕たちの待つ家へ!Asriel!
Asriel「・・・。ありがとう・・・『Frisk』・・・。
Asrielは泣いた・・・。泣きながら元の幼い姿に戻っていった・・・。その瞬間・・・、
Frisk「Asriel・・・!
Asriel「・・・!?
FriskはAsrielを抱きしめた・・・。そして、泣きながら静かに伝えた・・・。
Frisk「僕は君に悪い事をした・・・。僕は・・・、本当に最低だったよ・・・。
Asriel「そんなのお互い様じゃないか・・・。僕は君を傷つけた・・・。僕の家族だって傷つけた・・・。友達だって・・・、関係のない人だって・・・。
Frisk「けど、やっぱり謝らないと・・・。ごめんね・・・。
Asriel「僕だって・・・、ごめんなさい・・・。
二人は静かに涙をこぼしながら、しばらく抱き合っていた・・・。しかし、時の流れは早いもの・・・、AsrielはFriskに大事なことを告げた・・・。
Asriel「Frisk・・・。僕は、みんなにSoulを返さなければいけない・・・。
Frisk「・・・。うん・・・。分かってる・・・。
Asriel「けど!その前に・・・、
Frisk「『みんなの願いや想いを叶える。』でしょ?
Asriel「・・・。そう・・・!僕は、みんなの願いを叶えて見せる!
Asriel&Frisk『モンスターたちに・・・、自由をもたらすんだ!
Asrielの周りには無数のモンスターのSoulと6つの人間のSoulが浮かんでいた・・・。結界には少しずつひびが入っていく・・・。
Frisk「・・・!Asriel!
Asriel「・・・?・・・!何をする気?
Frisk「手を・・・。
Asriel「だめだよ・・・。Frisk・・・。そんな不可能なこと・・・。う・・・!うわ~~~!

【True SAVE】

そして、結界は破られた・・・。


Toriel「・・・。あれ?ここは・・・?」
Sans「・・・。結界が・・・、ないぜ・・・。
Undyne「あたしたちは・・・、」
Alphys「自由・・・!」
Papyrus「兄ちゃん!大変だ!」
Sans「ん?なんだ?
Asgore「Friskがいないんだ!」
Toriel「ふ~ん・・・、って、えぇ~~~!」
Undyne「嘘だろ!?どこいったんだよ!?」
Alphys「い、いま監視カメラの様子を見てくるわ!」
Sans「ちびっこ・・・。どこいってんだ・・・。


その頃、始まりの地点では・・・、
Asriel「う、う~ん・・・。あれ!?Frisk!
Friskは日が差す所で倒れこんでいた・・・。
Asriel「あぁ・・・、ねぇ・・・、Frisk・・・。なんで・・・、僕にSoulを渡したの・・・。なんで・・・。なんでだよぉ~~~!
Asrielは泣き崩れた・・・。Friskは死んだ・・・、と思ったその時、
Frisk「・・・。う~ん・・・。ん?
Asriel「F・・・Frisk・・・、目を・・・、目を覚ましてよ・・・。
Frisk「・・・。Asriel・・・?大丈夫・・・?
Asriel「うん・・・、え?
Frisk「・・・。ふふ・・・、
Asriel「・・・。はは・・・、
Frisk&Asriel『はははははははははははは!
二人は大きな声で笑った。
Asriel「と言うことは、Friskは僕にSoulを渡したんじゃなくて・・・、決意を与えただけなんだ。
Frisk「そう!僕も命が大切だからね。ふふ・・・。
Asriel「もう・・・、死んだと思って焦ったよ・・・。よかった~!
???「お前さん、何してんだ?」
ワープ音が部屋に響いた。
Frisk「あ!Sans!
Sans「よぅ。そこの隣にいるモンスターは?
Asriel「は、初めまして!Asrielです!
Sans「・・・。なぁ・・・、ちびっこ・・・。俺こいつに会ったことあるような・・・。
Frisk「そうなの?もとは『Flowey』なんだけど・・・。
Sans「・・・。なに・・・。
Asriel「えっと・・・、はは・・・。
Sans「・・・。お前さん・・・、もとはモフモフしたモンスターなんだな・・・!
Asriel「う、うん!
Sans「俺も自己紹介しねぇとな・・・。俺はSans、スケルトンのSansさ。よろしく。
Asriel「う、うん!よろしく!
Sans「さて・・・、みんなもFriskのこと探してる。急ぐぞ!
Frisk「うん!Asrielも行くよ!
Asriel「・・・。
Frisk「・・・?Asriel?
Sans「どうした?お前さんたち?
Frisk「Asriel?どうしたの?
Asriel「みんな・・・、僕のこと怒らないかな・・・?
Frisk「え?なんで・・・?
Sans「ああ・・・、お前さん、考えすぎだぜ?
Asriel「だって、僕はみんなを傷つけたんだよ?今更合わせる顔なんてないよ・・・。
Asrielは生き返ったというのに元気がなかった・・・。考えたって当たり前だ。FriskもSansもよく分かっていた。彼の元は残忍な正確のFloweyだ。それに対し、Asrielは真逆の性格である。みんな自分が傷つけたと思うと、Asrielの背中に、これまでの罪が這い登るのを感じたのだ・・・。


Frisk【どうしたら・・・。】
Chara【Frisk・・・。私、堪忍袋の緒が切れたよ・・・。】
Frisk【え?】


Sans「ちびっこ・・・、どうすr・・・、おい?」
Frisk「さっきから黙って聞いてれば・・・、Asriel!せっかく生き返ったのになんで元気ださないの?
Asriel「え・・・?それは・・・、
FriskはAsrielに向かい怒鳴り散らした。それはCharaの思っていることだった・・・。
Frisk「君は自分がやったことに罪の意識があるのだろうが、それはFriskも同じだ!
Asriel「・・・。Frisk・・・。
Frisk「もっと笑顔を見せろ・・・。君はモンスターの中の王子なんだぞ?そんな暗い感じで、地上にでるなんて全くおこがましいよ!
Asriel「・・・。
Sans「ああ・・・。こりゃ・・・、珍しい場面だな・・・。Hehe
Frisk「自分自身の罪なんか乗り越えろ!君も決意を持ってんだからさ!
Asriel「・・・。
Asrielはずっと俯いていた・・・。その顔には涙が流れていた・・・。
Frisk「・・・。は・・・!ご、ごめん!怒鳴ってしまって・・・!僕は本当に最低だよ・・・。
Sans「・・。いや、いい説教だったぜ?ほら。
Asriel「・・・。はは・・・、そうだよね・・・。もっと自信を持たないと!ありがとう!Frisk!行こう!みんなのところへ!
Frisk「・・・。ははは!
今の言葉は、Asrielの心にとっても響いていたようだった。
Sana「さて、時間も無いから急ぐぞ!こっちだ!近道を使うぞ!
ワープ音が、部屋中に響きわたった。


一方、NEW HOMEでは・・・、
Toriel「Frisk~!どこにいるの~?」
Asgore「こっちにもいないみたいだ・・・。」
Undyne「あのおかっぱ頭どこ行ったんだ?」
Papyrus「俺様も見つけられなかった・・・。」
Alphys「ざ、残念だけど監視カメラにも通った形跡がないわ・・・。」
Toriel「そんな・・・、もし、どこかで倒れてでもしたら・・・。」
???「お~い!
Toriel「この声・・・!Sans!いたの?」
Sans「あぁ・・・。
Toriel「まぁ!Frisk!」
Frisk「ママー!苦しいよ!はは!それと、合わせたい人がいるんだ!
Toriel「誰なのかしら?」
Frisk「おいで!


TO BE CONTINUED